※あくまでも、おおまかな性格・特徴になります。詳しい性格や特徴を知るためには一人一人の命式全体を総合的に見ていく必要があります。
目次
個性の強さNO.1

まず初めに、【印星】(偏印・印綬)は知性を司る星です。『偏印』は“偏”の文字の如く、偏った才能や知恵を持つことを意味します。
学業優秀で、学歴が良いという王道の賢さを表すのは『印綬』の方で、『偏印』は、そういった次元の頭の良さとは違います。たとえ学校の成績が悪くても、アイデアや企画力、音楽、芸術、IT関係の才能に恵まれているので、何かの技術・テクニックを持って働く、フリーランスの人には『偏印』の人がとても多いです。
逆に言えば個性が強すぎて、フリーランスなどの働き方を選択しないと成功がおぼつかず、組織の中ではその才能は活かしきれないかもしれません。
放浪の星

一つの組織や枠組みに収まりきれないのは、偏印さんの感覚が鋭く、次々と色んなことを思いつくため、同じことを長く続けることが苦手だからです。毎日同じことを繰り返すルーティンワークは『偏印』には最も向かないことです。
とにもかくにも飽きっぽく、刺激の少ない環境下では、自分の個性を発揮することはできないかもしれません。そのため偏印は【放浪の星】とも呼ばれています。
生まれ育った環境と違う場所で開花

先程、放浪の星と言いましたが、考え方を変えれば偏印さんは環境の変化に強いと言えることができます。どんな環境でも、どんな人の中でも飛び込んでいけます。海外に行ったとしても大丈夫です。むしろ自分が生まれ育った環境とは違うところで才能を開花させる人も多いようです。
変化の激しい環境では、別人のような粘り強さを発揮します。誰とでも仲良くやれる『偏印』の人は、飾り気のない人当たりのいい雰囲気を持っています。
創造と破壊の宿命

偏印さんには、古いものを壊して新しいものを作るという宿命があります。その宿命が故に、破壊的な行動をとることも多いのです。飽きっぽいと思ったら粘り強く、普段は穏やかだけど、急に激しさを表したりと複雑で変わり者のような性格に思われてしまいがちです。ま、実際変人が多いですが、、。(私も偏印です)
しかし、基本にあるものは自らが進んで行動をする進取の精神だということです。
倒食

『偏印』は、衣食住を司る『食神』を攻撃してしまうことから『倒食』と呼ばれ、古来から凶星といわれてきました。
自由奔放で一つのことにとらわれることを嫌う偏印さんの発想力と、何を考えているかわからない性格は、一昔前の社会では面倒くさがれる困った存在だったかもしれません。しかし多様性が認められる現代では『偏印』の持って生まれた才能や個性は受け入れられやすく、様々な選択肢がありますので、昔のように忌み嫌う社会ではなくなっていると思います。
中心星偏印 まとめ
中心星偏印の性格や特徴をお伝えしてまいりました。
昔は、凶星として恐れられていた偏印ですが、現代では逆に偏印の発想力や個性が社会に大きな影響を与えられるような世の中になりました。
何に縛られることもなく、自身の天才的なアイデアや才能を活かして大きく羽ばたいてください。
最後までご覧いただきありがとうございました。