人気の占いの一つである九星気学。名前は聞いたことがあるけど詳しくは知らない…という方も多くいるかもしれません。
そんな九星気学をシリーズで詳しく解説していきたいと思います。まず今回は九星気学を全く知らない人でもわかるようにさわりの部分を解説していきます。
目次
九星気学とは

九星気学(きゅうせいきがく)とは、生れた年月日の九星と干支、五行を組合わせた占術。方位の吉凶を知るために使われることが多い。九星術を元に明治42年に園田真次郎が気学としてまとめたものと、それ以前の九星術と合わせて九星気学と総称される。生年月日によって定まる九星と十二支と、方位の吉凶を知りたい日の九星と十二支を元に占う。九星と十二支は年・月・日・時のそれぞれにあるが、このうち年と月が運勢に大きく関係するとされる。また、生年によって定まる九星を本命星、生まれ月によって定まる九星を月命星という。
Wikipedia
“吉方位の方角に行くと良い”、“方角が悪いから行かない方がいい”といった方位術に活用されたり、『今年は八方塞りの年だから気をつけよう』といった運勢を見ることにも活用されます。
また、恋愛や仕事、友人などの相性でも使われたりしますが、主には方位や運勢を占うものだと思っています。相性などは四柱推命のほうがより詳しく占うことができます。
九星とは

- 一白水星(いっぱくすいせい)
- 二黒土星(じこくどせい)
- 三碧木星(さんぺきもくせい)
- 四緑木星(しろくもくせい)
- 五黄土星(ごおうどせい)
- 六白金星(ろっぱくきんせい)
- 七赤金星(しちせききんせい)
- 八白土星(はっぱくどせい)
- 九紫火星(きゅうしかせい)
各星の詳細は、今後個別に解説していく予定です。
五行を知る

五行とは、『この世のすべてのものは木・火・土・金・水の五つの要素にからできている』という古代中国の五行説の考え方です。
木火土金水
木(もく)木の花や葉が幹の上を覆っている立木が元となっていて、樹木の成長・発育する様子を表す。「春」の象徴。
火(か)光り煇く炎が元となっていて、火のような灼熱の性質を表す。「夏」の象徴。
土(ど)植物の芽が地中から発芽する様子が元となっていて、万物を育成・保護する性質を表す。「季節の変わり目(春夏秋冬の土用)」の象徴。
金(ごん)土中に光り煇く鉱物・金属が元となっていて、金属のように冷徹・堅固・確実な性質を表す。収獲の季節「秋」の象徴。
水(すい)泉から涌き出て流れる水が元となっていて、これを命の泉と考え、胎内と霊性を兼ね備える性質を表す。「冬」の象徴。
相生関係・相克(相剋)関係
図にあるように、隣り合う要素同士は相生関係といい相性が良く、逆に向かい合う要素とは相克(相剋)関係といい一般的に相性は悪いと言われています。
五行の相生関係は
「木が燃えれば火を生じ、火が尽きれば灰、つまり土を生じ、土の中からは金属を生じ、金属の表面には水を生じ、水は木を 成長させる」
五行の相剋関係は
「木は土の中より育ち、土は水を吸収し、水は火を 消し、火は金属を溶かし、金は木を砕く」
という考えがあります。

九星気学はこの五行とその相性によって導き出されるといっていいほど重要な要点ですので、ここはよく理解しておいてください。
自分の九星を知ろう

月命星の調べ方

左の数字(2/4~3/5など)は誕生日です。誕生日と自分の本命星がぶつかったところがご自身の月命星となります。
まとめ
今回はひとまずここまでにします。
九星気学の初歩を書いていきました。
今後も徐々に九星気学についての情報を提供していきますのでよろしくお願いします。