千葉県を代表するパワースポットの鹿島神宮・香取神宮・成田山新勝寺。今回はそんな千葉県を代表するパワースポットの魅力をお伝えしていきたいと思います。
目次
鹿島神宮
御祭神
武甕槌大神(タケミカヅチ)
鹿島神宮の御祭神「武甕槌大神」は、天照大御神の命を受けて香取神宮の御祭神である経津主大神と共に出雲の国に天降り、大国主命と話し合って国譲りの交渉を成就し、日本の建国にご尽力されました。
奥宮
武甕槌大神の荒魂がご祭神となっている奥宮です。奥宮は徳川家康公により奉納されたもので、重要文化財に指定されています。
周りを木に囲まれている奥宮はとても神秘的かつ強いエネルギーを感じ、個人的には香取神宮の一番のパワースポットではないかと思います。
要石
地中深くまで埋まる要石が、地震を起こす鯰の頭を抑えていると古くから伝えられています。水戸の徳川光圀公がどこまで深く埋まっているか確かめようと7日7晩にわたって掘らせたものの、いつまで経っても辿り着くことができなかったばかりか、怪我人が続出したために掘ることを諦めた、という話が黄門仁徳録に記されています。
香取神宮の要石と同様に地震を抑えてくれているといわれております。
御手洗池
1日に40万リットル以上の湧水があり、水底が一面見渡せるほど澄みわたった池です。昔は参拝する前にここで禊をしていたそうです。現在では、年始に200人もの人々が大寒禊を行っているそうです。
私は鹿島神宮で一番好きなところです。水と緑のエネルギーを感じられるパワースポットです。
香取神宮
御祭神
経津主大神(フツヌシノオオカミ)
『日本書紀』に登場する神さま。鹿島神宮ご祭神のタケミカヅチと共に芦原中国を平定します。日本三大軍神の1人に数えられる強力な剣神・武神。神剣「布都御魂」を神格化した神ともされます。香取神宮の祭神であることから、香取さま、香取大明神とも呼ばれます。
御利益
勝負運・交通安全・災難除けなど
本殿
香取神宮の本殿は、元禄3年(1700年)に徳川5代将軍綱吉によって造営され、国の重要文化財にも指定されています。
楼門
きれいな朱色で堂々とそびえ立つ楼門は、元禄13年(1700)、本殿と共に建造されました。
掲額(看板みたいに字が書いているもの)は、かの有名な東郷平八郎が書いたものになります。
要石
鹿島神宮と同じように、香取神宮にも要石が存在します。香取神宮の要石は凸形で、鹿島神宮には凹形の要石があり、地中でつながっているとも言われております。香取の要石は大ナマズの尾、鹿島の要石は頭を押さえているとされてます。
奥宮
香取の宮中の旧参道の中程に鎮座しておられます。経津主大神の荒御魂を祀っています。現在の社殿は、昭和四十八年伊勢神宮御遷宮の折の古材によって作られたものだそうです。
荒魂(あらみたま)とは和魂(にぎみたま)の対となる表し方で、和魂と荒魂は、元来一つの神の2つの側面を表したものです。和魂は、神様のやさしい、温和な霊力を指し、荒魂は、勇猛さの反面、粗野で、時には人に祟りを及ぼすような霊力であり、神の「怒り」を示しているともいわれます。
こちらに行くと、ほかの場所とは違う異次元的なエネルギーを感じます。なんだか背筋がピンとなるような強い真っすぐなパワーを感じます。香取神宮に行ったら奥宮にも必ず赴き、荒魂の方にもご挨拶しましょう。
成田山新勝寺
宗派・御本尊
宗派:真言宗智山派(※大本山)
※成田山新勝寺・川崎大師(金剛山平間寺)・高尾山薬王院が真言宗智山派の大本山になります。
御本尊:不動明王
成田山新勝寺の御本尊不動明王は、真言宗の開祖、弘法大師空海が自ら一刀三礼(ひと彫りごとに三度礼拝する)の祈りをこめて敬刻開眼された御尊像です。
成田山新勝寺HP
御護
真言宗(密教)といえば護摩祈祷です。
護摩とは、日本やチベットなどに伝わる密教の代表的儀式であり、サンスクリット語のホーマから来た言葉で、焚焼や祀火の意味があります。
ご本尊の前において僧侶の方が様々な供物を焚き上げ厄や災いを払い、ご本尊の加護を願います。
願い事
- 家内安全
- 学業成就
- 開運成就
- 大漁満足
- 商売繁昌
- 合格成就
- 事業繁栄
- 海上安全
- 交通安全
- 身体健全
- 工事安全
- 必勝
- 厄難消除
- 健康長寿
- 工場安全
- 安産
- 災難消除
- 当病平愈
- 旅行安全
- 御礼
- 方難消除
- 心願成就
- 航空安全
毎日お護摩祈祷は行われていますので、詳しくは成田山新勝寺HPをご覧ください。お不動様のご加護を授かりたい方はお護摩祈祷を受けてみてはいかがでしょうか。
三重塔
大本堂向かって右側にあるとても煌びやかな三重塔です。
1712(正徳2)年に建立された重要文化財です。総高は25mで、塔内には大日如来を中心に五智如来が奉安され、周囲には「十六羅漢」の彫刻がめぐらされています。雲水紋の彫刻がほどこされた各層の垂木は一枚板で作られた珍しいもので、一枚垂木と呼ばれています。
成田山新勝寺HP
平和の大塔
1984(昭和59)年に建立された平和の大塔は、真言密教の教えを象徴する塔です。総高は58mで、1階は大塔入口、成田山の歴史展、写経道場各種受付があります。2階の明王殿には、大塔の御本尊不動明王、四大明王、昭和大曼荼羅、真言祖師行状図が奉安され、3・4階の経・法蔵殿には、ご信徒による掛仏、5階の金剛殿には五智如来が奉安されています。
成田山新勝寺HP
出世稲荷
成田山新勝寺の大本堂から少し離れたところにある出世稲荷。境内にはたくさんのキツネの置物が配置されています。
面白いお参り方法で、入り口で油揚げとキツネの置物を購入してそれをお供え物としてお参りをします。(買わなくても大丈夫です)
出世や金運アップをしたい方は出世稲荷で手を合わせてお願いしてみましょう。
まとめ
千葉県を代表するパワースポットの鹿島神宮・香取神宮・成田山新勝寺を紹介いたしました。
三か所とも敷地がとても大きく、すべてを紹介することはできませんでしたが、お休みの日や旅行で千葉県に行った際には、鹿島神宮・香取神宮・成田山新勝寺へ行ってみてはいかがでしょうか。どちらも関東屈指のパワースポットですので、良いパワーをもらいに行きましょう!